ウェールズ・ランディドノで2007年に結成され、これまでに3枚のオリジナル・アルバムをリリースし、単独公演や「SUMMER SONIC 2019」でも来日したインディ・ロック・バンドCatfish and the Bottlemenの活動が困難となっていることが明らかになった。
バンドでギターを担当しボンディーの愛称でも知られるJohnny Bondは、自身のInstagramにステートメントを投稿。それによればBond自身は昨年の3月にバンドからの脱退を決意したものの、その後バンド側がそれを発表することはなかったという。更に他に代役もいなかったため、昨年夏の4回の公演にはセッション・ミュージシャンという立場で参加したそうだ。そしてその後は残された他のメンバーとは一切連絡を取っていないとしている。
脱退の理由について詳細は伏せられているが、バンド活動をする上でBondにとって耐え難い行動が度々あり、脱退以外に選択肢がなかったのだという。Bondはこのステートメントの中でバンドの崩壊は不愉快なものだったが、これまでの活動を振り返りバンドやスタッフ、ファンへの感謝も綴っている。また、脱退以降新しい音楽の制作に取り組んでおり、近いうちに発表を予定していることも明かした。
なお、昨年9月には長年のメンバーだったドラマーのBob HallもInstagramでバンドからの脱退を発表している。こちらの投稿ではバンドの継続が示唆されていた。
今のところCatfish and the Bottlemenのオフィシャル・サイト及び各SNSは解散やメンバーの脱退について発表をしていない。