アメリカはイリノイ州シカゴを拠点として長年活動するロック・バンドWilco(ウィルコ)が、ニュー・アルバム『Cruel Country』を5月27日に〈dBpm〉からリリースすることが明らかになった。
バンドにとっては2019年にリリースした『Ode to Joy』以来の通算13枚目のオリジナル・アルバムで、全21曲が収録される2枚組の大作となる本作についてフロントマンのJeff Tweedy(ジェフ・トゥイーディー)は、アメリカの歴史を背景にしたストーリーがコンセプトにあり、タイトルから連想されるように自分たちの音楽がカントリー・ミュージックと呼ばれることを彼らが素直に受け入れ、その中で自分たちらしさを発露することに爽快さを感じているとコメントしている。レコーディングについては、2011年発表のアルバム『The Whole Love』の制作等でも使用したシカゴにあるバンドのロフトでほぼライヴ・レコーディングでおこなったそうだ。
また、Pitchforkによれば、本作のリリース日にWilcoはマサチューセッツ州ノースアダムズで開催されるフェスティバル「Solid Sound Festival」にヘッドライナーとして出演、そのステージで本作『Cruel Country』の再現ライヴを披露する予定だという。
アルバムのリリースに先駆けて、バンドのオフィシャルYouTubeチャンネルでは、リード・シングル「Falling Apart (Right Now)」のストリーミングが公開されている。同曲はSpotifyやApple Music等での配信も既に始まっている。
Wilco - Cruel Country
Tracklist:
01. I Am My Mother
02. Cruel Country
03. Hints
04. Ambulance
05. The Empty Condor
06. Tonight’s the Day
07. All Across the World
08. Darkness Is Cheap
09. Bird Without a Tail / Base of My Skull
10. Tired of Taking It Out on You
11. The Universe
12. Many Worlds
13. Hearts Hard to Find
14. Falling Apart (Right Now)
15. Please Be Wrong
16. Story to Tell
17. A Lifetime to Find
18. Country Song Upside-Down
19. Mystery Binds
20. Sad Kind of Way
21. The Plains