alexaloneがBorisとMichio Kurihara(栗原ミチオ)が合作した2006年発表のアルバム『Rainbow』(Pedal Records/Drag City)から、タイトルトラック(日本盤での曲タイトルは「虹が始まるとき」)をカヴァー。そのリリック・ビデオが〈Polyvinyl Records〉の公式YouTubeチャンネルで公開された。
alexaloneは、HovvdyやLomeldaのライヴにベーシストとして参加してきたAlex Petersonによるプロジェクト。
パーカッショニストのSam Jordan、マルチ・インストゥルメンタリストのMari RubioとAndrew Hulettの3人を迎えて、昨年8月に〈Polyvinyl Records〉からデビュー・フル・アルバム『ALEXALONEWORLD』をリリースした。アルバムのリリース後には更にHannah Readを迎えた5人編成で活動している。今回のカヴァーはRead参加前のレコーディングだそうだ。
ステートメントによれば、Petersonが初めてBorisのプレイをその目で観たのは、地元オースティンにあるレコード・ショップEnd of an Earだったという。元々彼らに興味を持っていたそうだが、Borisのような音楽性のバンドのライヴを観るのはそれが初めてのことで、とても感銘を受けたのだそうだ。また、PetersonはしばしばEBOWという磁気振動を用いてギターの弦を振動させフィードバックを得るギアを使用した奏法をするが、これは栗原氏から影響を受けてのことだという。